なぜ赤に惹か雄牛は何ですか?
Make Shift (仮 映画 あ
本日のレンタルBlu-rayは「狼、だ〜れだ?!」
「赤ずきん」(初見)
2011年 1:20 15〜26Mb/s(AVC) 3.4〜4.7Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)
忘れないウチに観ておこうと、久しぶりにレンタル。
内容的な雰囲気がモロ好みだったが、
最近セルBDは地雷ばかりなので、ここはひとつ慎重にレンタル→気に入れば購入で。
内容はグリム童話の「赤ずきん」を描いたファンタジー・サスペンス。
あの有名な童話「赤ずきん」をモチーフに、
「ヴィレッジ」の雰囲気に、「トワイライト〜初恋〜」仕立てにして、
ちょっぴり「ウルフマン」を振り掛けたような内容。
狼男(犯人)を推理サスペンスしつつ、
傍らで赤ずきんをめぐる三角関係ラブロマンス。
どちらもやり過ぎずほど良い程度に留めているが、
裏を返せばスタジオセット撮影やCG同様、ショボもとい、こじんまりとした出来。
特に狼男のCGは 手抜き感たっぷりで、
変身シーンすら見せてくれないw
「狼男だれだ?」も、これ見よがしなある部分の説明に気付けば、
自然と予想できてしまえるものだろう。
ただ狼男が分かったからと言って面白さを削ぐほどではないが、
逆に予想が外れたからといって驚くような真相でも無い。
やはりどちらかと言うと、トワイライト的なスィーツ(笑)で、
赤ずきんをめぐって若い二人が争う、どっち派?みたいな若い女性向けかも?
その他、あの「どうしておばあさんの目は〜」のくだりや、
三匹の子豚、狼の末路など、
童話を知っているとニンマリするシーンも。
また私的事だが、
たまたま観た「もっと教科書にのせたい!」(TBS)で
紹介されていた拷問器具が劇中に使われており、
なんともタイムリーでしたw>ファラリスの雄牛・ブタ仮面
画質はあまり良くない。
決して甘くは無いのだが、どことなく薄ボンヤリとした画質。
その為、解像度感や精細感度感があまり感じられず、
大袈裟に言えばアプコン映像を見ているような気分に。
何と言うかスッキリしない画質とでも言えば良いだろうか。
またグレインもやや粗めなので、環境によってはジリジリして見えるかも。
多分、チー プなセットやCGを誤魔化す、もとい、
童話の雰囲気作りの為にフィルターを多用したのだろう。
またこの手のジャンルは寒色系の寒々しい色調で支配され勝ちだが、
童話という事もあり?色温度が低めで温か味のある画調。
音質は普通。
やや抜けの悪さを感じるものの、
ロスレス音源としては及第点はクリアしている。
また低音はしっかり入っており、時折鳴るビックリ音は驚く事も。
サラウンド感は上々。
どちらかと言うと前方へ広がる音場だが、
それを邪魔しない程度に自然なサラウンドがなされており、
移動音や効果音などの包囲感も丁寧さを感じる。
若干、定位感に座りの悪さを感じるものの、
気になるほどでもないかも。
グリム童話の「赤ずきん」。
狼誰だ?ゲームと、
トワイライト・スィーツ(笑)の合わせ技。
ゴシック風の雰囲気や疑心暗鬼のサスペンス調など、
童話をベースにした世界感が好きならば。
ただしチープなセット撮影やCGなど、期待ハズレ部分もあり。
赤ずきんをめぐる三角関係にスィーツ(笑)しつつ、
傍らで狼男探しに興じて見るのが正しい見方かも?
ちなみに別エンディングも収録されているが、
ぶっちゃけ、どっちもどっち。
またBD-LIVEのせいか、読み込み時間が凄く長い・・・。
(ウチの環境でワーナータイトルまで1分40秒)
テーマ:Blu-ray Disc - ジャンル:映画
2011.11.18 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 あ
今日のレンタルDVDは
「オール・アバウト・マイ・マザー」(初見)
1998年 1:41 8.10Mb/s 384kbps(DD 5.1ch)
今月も「ブログ DE ロードショー」にお誘い頂きました。
内容は最愛の息子を事故で失ってしまった母親を中心に、
奇妙な人たちの繋がりを描いた群像劇。
冒頭からシリアスで物静かな展開、
出てくる登場人物は、オカマ娼婦、同性愛女優、エイズ修道女。
とにかく取っ付き辛い事この上なかったが、
次第に女性の強さ、優しさ、生き方、
そして何より前向きな姿勢に心惹かれる物を感じました。
何と言うか、他人と助け合い、支えられて生きていける。
逆にそれは他の誰かを助け、支えられる事が出来ると言うこと。
弱いけど強い。強いけど弱い。みたいな?
ゲイだのエイズだの薬物だのと、
スペインのお国柄?的な物が多々あり、
いくつか日本人では理解し難い行動原理があったり、
または重そうな題材とは裏腹に、意外とカラッとした軽いノリで見せてくれるので、
気付いたらハマってた。という事もあるかも。
それとあまり馴染み無く早口調の言葉然り、
展開がやや急ぎ早なのはラテン系だからでしょうか?w
画質はまぁまぁ。
元々の撮影環境のせいもあり、
やや薄暗くノイズ感も多めの映像ながら、
DVDとしてはビットレートは高めで、
エンコードに起因する画質の悪さは殆ど感じられない。
解像度感は年代なり、DVDなりでも、
背景、特に室内の装飾など凝った所が目に� �く。
また時折原色の強い目の醒めるような色使いも印象的。
音質はちょっと厳しい。
一応5.1chも収録されているのだが、殆どモノラルを思わせる音場の狭さ。
試しに日本語吹き替えの2.0chも聞いてみたが、
ほとんど音場が変わらない事に驚いたw
全体的に音が細く軽い。
悪く言ってしまうとチープさを感じる。
特にセリフ周りの歪んだ感じは厳しいかも。
また早口なスペイン語だったり、取っ付き難いクセある人物達など、
オリジナル音声よりも、むしろ吹き替えで観た方が理解し易いかも。
テーマ:★おすすめ映画★ - ジャンル:映画
2011.09.27 | Comments(6) | Trackback(0) | 映画 あ
今日のWOWOWは
「エクソシズム」(初見)
2010年 1:41 HV・AAC 2.0ch(WOWOW)
スペイン産のエクソシスト。
ガチンコ恐怖のREC/レックよりも、どちらかと言えば永遠のこどもたちに近いかも。
内容は悪魔に取り憑かれた少女と、
教会を追われた神父が悪魔祓いに挑むエクソシスト。
スピリチュアルな内容(悪魔憑き?)と、思春期の鬱積(精神疾患?)
どちらとも取れるニュアンスで、胡散臭さが鼻に付かず、
またストーリーもそれを巧く利用した展開になっており、
なかなか唸らせてくれるモノがある。
全体的な流れはエミリー・ローズを思わせるも、
悪魔憑きのショッキング描写はかなり控えめになっており、
そういった物を期待してしまうと非常に淡白に感じる。
逆に言えば悪霊などエクソシスト系が苦手な人でも苦もなく視聴 出来ると思う。
(自傷シーンが多少ある程度)
手持ちカメラによるドキュメンタリー風の撮影がアクセントになっており、
ズームインの多用など画面のブレがやや強いが、
描かれる内容は精神的に追い詰められてゆく少女とその一家の崩壊の様、
そして悪魔払いを引き受けた神父の意図といった、
ちょっとしたサスペンスドラマにも見える。
全体を通して既存のエクソシスト系とはやや毛色が違い、
あくまで人間的なドラマがメインであり、
超常現象や衝撃映像といったものはとにかく薄い。
この点を見誤らない事が重要だろう。
画質はすこぶる良好。
グレインの一切ないスッキリとした映像で、
HVらしい解像度感・精細感度に溢れるなかなかの高画質。
コントラストをやや強めた感のある彫の深い映像。
僅かに黒潰れがある程度で、それ以外の不満は殆どないだろう。
音質は勿体無い。
低音域から高音域まで割りとシッカリ入っており、
SWが無くとも低音に物足りなさは感じず、
5.1chでなくとも空間の広がりなどを十分感じさせてくれる。
また疑似サラウンドさせるとBGMなど分かり易くサラウンドしてくれたりと、
5.1chじゃないのが残念に思える音響。
スペイン産の悪魔祓い。
他のエクソシスト系とは違い、
悪魔憑依や超常現象といったショッキングな映像描写は殆ど無く、
進行も大人しめ。
悪魔に取り憑かれた少女とその家族、
そして神父の三者三様の思いをじっくり描いた内容。
オカルト的な胡散臭さを感じさせない距離感で、落とし所も割りと納得。
妙に惹き込まれるスペイン・ホラー。
例えるなら
"オカルトはあ まり信じていないけど、
実際に悪魔払いとかって案外こういった感じなのかもね?"
そんな印象かもしれないw
>>ホラー映画のすゝめ
テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画
2011.09.04 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ
本日のレンタルBlu-rayは
「アメリ」
2001年 2:00 24〜34Mb/s(AVC) 2.1〜2.6Mbps(TrueHD 5.1ch)
今月も「ブログ DE ロードショー」にお誘い頂きました。
感想が遅くなってしまいましたが、キチンと日曜の夜に観ました。
アメリは昔に観た事があったのですが、今回は久しぶりの再見。
内容は小さい頃から一人きりで空想世界にフケっていたアメリが、
あるきっかけで他人を幸せにする喜びを知り、やがて自身の幸せも思うように・・・。
要約すると不思議ちゃんアメリがお節介にハマリ、
好きな人が出来てストーカーしてしまうというお話。
(うん、だいたい合ってる、問題ないw)
一癖も二癖もあるような個性的な登場人物たちに、
変人アメリが絡みつき、コミカルでシュールな物語を築いてゆく。
箱庭的な物語でありながら、
魅力(個性)の塊をギッシリ詰め込んだおもちゃ箱のよう。
ただ 何と言うか、つかみ所が無い不思議な感じなので、
好き嫌いのある映画だと思う。
またアメリの行動に共感するかといえば微妙で、
小細工を弄するのが大好きなお節介焼きに感じる事も。
それが良くも悪くも魅力の一つなのだと思う。
ポップな映像やシニカルな演出など、
いかにも小洒落たフランス映画なので、
これまたクドく感じたり、中だるみと感じる人もいるだろう。
何と言うか、大抵の人には好感を得られるけど、
逆に嫌いな人はトコトン嫌いな映画。
そんな印象かもしれない。
ただ決してイロモノ映画に陥っておらず、
地にしっかり足の付いた作りになっている。
画質はそれなり。
そこそこグレインがしっかり残っておりフィルムライクな映像。
また色合いが黄味がかったノッペリとした画作りをしており、
記憶色を極端にしたようなカラーコレクトされたドギツい色彩が特徴的。
解像度感は年代なりだが、
精細感度は十分あり、Blu-rayらしさはそれなりに感じられるだろう。
音質はやや不満。
元々なのか、リマスタリングでそうなったのか分からないが、
かなり音がマイルドに感じられる。
決してナローという訳ではないのだが、
上下共になだらかに落ち込んでいる印象で温か味のある音響。
広がりや響きは十分あり、クリアさもまずまず。
サラウンド感は上々。
環境音や移動音などはもちろんのこと、
積極的にBGMもサラウンドさせており、
リアスピーカーが活躍するシーンは意外と多め。
不思議ちゃん転じてストーカーとなるアメリw
癖のあるキャラや雰囲気、演出などの取っ付き難さ、
または嫌いのある作品ではあるものの、
嫌味や裏表の無い、
まるで感受性をそのまま表現したような不思議な魅力溢れる映画。
なのでハマる人も多� �うだ。
例えるなら、
"ベタな表現だけど、
ナンバー1よりオンリー1な愛すべき映画"
そんな印象かもしれないw
テーマ:★おすすめ映画★ - ジャンル:映画
2011.08.09 | Comments(3) | Trackback(0) | 映画 あ
本日のレンタルBlu-rayは暴走貨物
「アンストッパブル」(初見)
2010年 1:39 30〜34Mb/s(AVC) 3.6〜4.9Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)
今月のブログDEロードショーのお題である「トワイライトゾーン」を借りに出かけるも、
近場のレンタルショップで全滅状態(扱い無し)
そのまま手ぶらで帰るのも癪だったので、手短な新作タイトルを借りてきてみたw
そのうちWOWOWでも放送されるだろうけど、どうせ観るならBlu-rayで!
内容は実際に起こった列車暴走事故を基に、
二人の鉄道マンが暴走を止めようと奮闘するサスペンスアクション。
馬鹿デカい暴走列車(おまけに劇薬積み)を如何に止めるのか?!
ただそれだけなのだが、これが手に汗握る。
適度に主役二人の背景を描きつつ、的確な登場人物を配置し、
あとはトニー・スコット監督お得意の、目まぐるしいカットやカメラワークで素早く編集。
劇中の時間と実時間がほぼリンクし、
(実際の事故発生から終息まで2時間くらいだったらしい)
あたかも本当の事故ニュースを固唾を呑んで見守っている気分になってしまう。
もちろん実話なので脱線事故は起きず、結末は予定調和通りですが、
分かっていても手� ��汗握る(二度言いますがw)
画質は上々。
フィルムグレインは細かい粒子感ながらも柔らかく嫌味が一切無い、
トニー・スコットならではのフィルムライクな画作り。
解像度感も良く、フォーカス感もバッチリ。
若干ハイコントラストに振った派手めの映像で、
発色は色濃く鮮やかで非常に明るい。
終盤で穀物が飛び散るシーンでの粒の描写はかなりキツそうで、
若干ノイズ?とも取れるカットが見受けられますが、ギリギリ許容範囲。
最新作らしい文句なしのハイデフ高画質ソフトでしょう。
音質も上々。
暴走列車の轟音やレールの軋む金属音など、
分厚く硬質なサウンドが派手に鳴り響く。
超低域成分も多めで、下から突き上げてくるような超低音が心地良い。
セリフはややマイルドながらキツさが無く密度のある声。
またパンチの効いたBGMも印象的で、的確に物語を盛り上げてくれる。
サラウンド感も上々。
列車はもちろんのこと、終始ヘリコプターが列車を追いかけているお陰で、
前後左右の移動音が多く、臨場感たっぷりのサラウンドが味わえる。
また後方の音圧も高めなので、フロント同様の派手な音が鳴る。
直球ストレートに暴走列車を描く。
余計な要素を一切加えず、暴走列車さながら一気に走り抜けるテンポの良さ。
相変わらずのトニー� �スコット節も健在で、
結末は分かっていてもハラハラドキドキの100分間。
そして何より、この映画の真の主役は暴走列車。
重量感とスピード感たっぷりの大迫力・臨場感は、是非Blu-rayで味わって欲しい。
ただし"1度観ればそれで十分"な映画。
テーマ:Blu-ray - ジャンル:映画
2011.05.22 | Comments(4) | Trackback(1) | 映画 あ
アルフレッド·ヒッチコックは "雪に覆われた火山の誰を呼ぶのですか?今日のWOWOWはミステリードラマかと思いきや、SFトンデモ映画だったでござる。
「運命のボタン」(初見)
2009年 1:55 HV・AAC 5.1ch(WOWOW)
あまり評価がヨロシクナイと分かってはいたものの、
「ボタンを押して1億円」なんて謳い文句の誘惑に負け、
ダメもとで視聴。
うん、やっぱダメだったw
冒頭のクレジットで胡散臭い匂いをプンプン。
もうこの時点で止めておけば良かった・・・。
内容は「このボタンを押せば100万ドルを手に入れられるが、代わりに見知らぬ誰かが死ぬ」
というもの。
ある種の禅問答のようなこの問いに、ミステリーとサスペンス展開を思い描いてしまうが、
予告やジャケ裏のキャッチコピーはフェイク。
この映画と良く似た印象を受ける作品が「地球が静止する日」と言ったらどうだろう?
(もしくは「インベージョン」とか「ウィッカーマン」あたり?)
何となくどんな内 容なのか、どういった方向へ進むのか想像に容易いだろう。
ぶっちゃけ、押す・押さないの如何に関わらず、トンデモ展開しかない。
ボタンを押すかどうかの、究極の選択。
一見、人間の本質をエグるような切り口に思えるも、
オカルト方面へ脱線してしまうと、胡散臭さ200パーセントだ。
この情報を前もって知っていないと、まず拒否反応を起こすだろう。
そして何より、オカルト部分は全く意味を持たないから困ったものだ。
例えそれが宗教だろうと、宇宙人だろうと、心霊だろうと同じで、
"ボタンを押すかどうか"(この場合押させているようにも思えるけど)
をやりたいが為の設定に過ぎない。
押した結果は知ったこっちゃない。
押した後に「実は、死ぬのは○○○です」って、詐欺師の常套句じゃんかw
まるでQBさんのようですね!www
画質は微妙。
物語の70年代 の設定を意識した画作りで、
ソフトフォーカス気味で、露出オーバーしたような画調。
解像度感は高いのに、ボンヤリとした映像に目が疲れる。
またショボイCG(特に冒頭の雪)にもゲンナリ。
雰囲気作りと言えば聞こえは良いが・・・
音質も微妙。
とりわけこれと言った聞き所がなく、あまり音響がでしゃばるシーンは無い。
ただし突然のビックリ音がなるシーンもあるので、
あまり気を抜きすぎないよう注意が必要かも。
サラウンド感もそれなり。
これまた後方でドキッとするようなサラウンドが一部であるものの、
基本的にフロントの補助に徹したサラウンド。
広さ・狭さの空間表現は割りと良く出ており、物足りなさは感じない。
「ボタンを押せば1億円、ただし見知らぬ誰かが死ぬ」
この謳い文句に騙されてはイケナイ。
ミステリーやサスペンスドラマではなく、SFトンデモ映画だ。
"人知を越えた存在"に拒絶反応を起こさず、
「地球が静止する日」あたりが好きな人なら十分楽しめるのでは なかろうか。
ただし、大抵の人は終始頭に???が飛び交うだろう。
ぶっちゃけ、結末を気にするほどの内容ではない。
"「あ、これさぁ、人生やり直せるリセットボタンなんだけどさ、おす?」
「押っ忍!! もう連打しちゃうね!」"
テーマ:洋画 - ジャンル:映画
2011.05.03 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 あ
本日のレンタルBlu-rayはカイジ x バトルロワイアル x ライアーゲーム
「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」(初見)
2010年 1:47 36〜40Mb/s(AVC) 4.1〜5.8Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)
「インしてみる?」
うん、するする!w
こんなチョロいデス・ゲーム、1度きりと言わず、2週、3週続けてインしてやんよw
え?じゃぁ映画も2度観したいかって?
んなわけないじゃん!
綾瀬はるかのオッパイと(妄想です)
石原さとみのタラコ唇はしっかり脳内に焼き付けておきましたから、
本編観るのはもう勘弁w
内容は時給11万2,000円に釣られて集まった見知らぬ男女10人が、
奇妙で危険な究極のゲームを繰り広げるスリリングな心理サスペンス。
最初に勘違いしていたのが、
観る前までてっきり「es [エス]」とかそっち系かな?と思っていた事。
まぁ冷静になって考えてみれば、邦画であのレベルは到底無理だろと、
自分の浅はかさに悔しさいっぱい。
余談はさておき、インしてみる?だが、
どう見てもカイジxバトルロワイアルxライアーゲームだ。
原作はミステリーサスペンスらしいのだが、そんな素振りはまるで見せず、
突飛な設定と殺人ゲーム、そして豪華俳優人のプロモーション。
ぶっちゃけ、
こんな子供騙しの内容、よく劇場公開出来たもんだ、レベル。
上記の3作品に似ている事からも、
それらの"ノリ"が好きな人なら楽しめるかもしれないが、
間違ってもそれらを上回るような出来ではない。
中身についてはあまり語れないほど薄い。
謎解きに関しても、仰々しい割りに(舞台セットや武器)安っぽいと言うか、
どこかで見た事のあるようなものばかり。
いや、そもそも動機のみで犯人確定なんてもはやミステリーとは呼べない。
互いに疑心暗鬼になる心理サスペンス要素も不完全で、
キャスト陣のキャラ立ちだけで済ませてしまっている。
どうしようもない事なのだが、
豪華なキャストのお陰で、死ぬ順番や誰が生き残るのか、
はたまた誰がキーパーソンなのか、容易に想像出来てしまう。
そもそも藤原竜也はカイジそのまんまだろw
画質はあまりよくない。
邦画らしい薄ボケた映像で、精細感や情報量も一昔のそれに近い。
ほぼセット内で完結しているので、映像的にもメリハリが無いだけに、
更に平坦で奥行きを感じ難い。
レートの推移を見る限り、上限近くを常にキープしている事からも、
どう考えても元々の映像がよろしくないのだろう。
特に気になるのが暗部の潰れ。
なまじBDだとその辺りも良く見えてしまうので、
汚らしい暗部が余計に目に付いてしまう。
唯一BDならではの高精細な綾瀬はるかと石原さとみを堪能出来るのは、
映像特典でのインタビュー(5分程度)だけだろうw
音質はそこそこ。
ライアーゲームのような派手さは無いが、
ややケレン味のあるBGMはそれなりに広がりがあり、
場の盛り上げに一役買っている。
セリフも藤原竜也の口をハッキリ開けず聞き取り難さはあるものの、
セリフそのものは明瞭さ十分。
低音も控えめながら最低限仕事をこなしている。
一部かなり大げさな効果音が突然鳴るので、音量には気をつけたいかも。
サラウンド感はやや物足りない。
ただでさえセットの中での狭苦しいやり取りばかり続くのに、
それを逆手に取ったようなサウンドメイクがなされていない。
閉鎖感やホールの反響音など、イマイチ出し切れず。
男女10人が高額報酬に魅せられ、奇妙なゲームに参加させられる。
設定自体はあり� �れたもので、ミステリー要素も皆無。
死人が出て、疑心暗鬼なり、
精神的に追い詰められてゆく様子も薄く、テンポも悪い。
謎解きも取って付けた様な安易なもので、
そもそもキャストの顔ぶれを見てしまうと予測の範疇。
ハッキリ言って内容はとてもお粗末過ぎるが、
不思議と憎悪は感じなかったのは、
綾瀬はるかのオッパイと(妄想です)
石原さとみのタラコ唇を同時に1画面内で見る事が出来たからでしょうかw
例えるなら、
"パチもん商品を掴まされたけど、
明日の笑いのタネに出来るから、「ま、いっか。」"
そんな印象かもしれないw
テーマ:邦画 - ジャンル:映画
2011.02.24 | Comments(0) | Trackback(0) | 映画 あ
高いラインを構築する方法?今日のレンタルDVDはダコタちゃんとショーン・ペン、時々ビートルズ
「I am Sam アイ・アム・サム」(初見)
2001年 2:13 5.84Mb/s 754kbps(DTS 5.1ch)
今月も「ブログ DE ロードショー」にお誘い頂きました。
考えてみたら初見映画はこれが今年初めて。
毒舌の虫がどうもムズムズ騒いでいますがw
最初なのでほどほどに。
内容は7歳の知能しか持たない知的障害のサム(ショーン・ペン)は、
仲間たちの支えられながら、一人娘のルーシー(ダコタ・ファニング)を育てていく。
しかしルーシーが7歳になる頃にはその知能は父親を超えてしまい、
ソーシャルワーカーによって養育能力なしと判断されてしまう・・・。
「障害者」cid:logoimg43「子供」cid:logoimg43「ビートルズ」のいかにもお涙頂戴の感動ドラマかと思いきや、
口当たりスッキリのファミリー映画的。
「障害が〜」とか「親権争いが〜」といった重苦しさは無く、
良い意味で映画的なご都合主義� ��お陰で、親子愛だけにスポットが当てられているので、
ヒューマンドラマを想像すると拍子抜けかも。
なのでストーリーがどうこうって考えさせられる事は少なく、
素直にショーン・ペンとダコタ・ファニングの演技を堪能すべしw
その他、見所と言うか聞き所は随所でやたらと流れるビートルズのカバー曲。
個人的にビートルズ世代ではなく、楽曲自体良く知らないw
また洋楽にも疎いので誰がカバーしているのか良く知らない。
唯一、サラ・マクラクランだけ知っており(声が好きなので)
流れた瞬間、ちょっとホッとしましたw
画質はそこそこ。
2時間超えの長尺なのでDVDでは厳しい部分もあり、
時折甘さやグレインが気になるシーンもあるけど、
極端に悪さする事無く、解像度感もまずまず、
ノイズ感も最小限で標準的な出来栄え。
終始画面がブレているので落ち着きの無い映像だが、
人物のアップはなかなか良く、特にダコタちゃんの可愛らしさは反則的w
音質は評価し辛い・・・(苦笑)
ちょうど今は環境がいつもと違っているので、比較の基準が良くワカラン。
低音はそれほど入っておらず、全体的に音は軽め(だと思う)
高音域はあまり伸びず、ややピーク感を感じる(と思う)
中音域もどちらかと言うと控えめで、セリフもやや小さめ(に感じる)
基本的にステレオベースなので、広がりも左右がメイン(なのだと思う)
サラウンド感もかなり控えめ。
これと言った移動音や効果音はサラウンドされておらず、
終始フロント補助に徹したサウンドメイク。
密度感も薄いので、ロスレス音源に慣れてしまうと結構物足りない。
せめてもう少し広がりに余裕を持たせて欲しかったかも。
「障害者」cid:logoimg43「子供」cid:logoimg 43「ビートルズ」と言っても、
お涙頂戴劇ではなく、スッキリとしたファミリー映画的。
ショーン・ペンの真摯な態度と、ダコタ・ファニングの愛らしさで包まれた、
ホッコリ系。
いや、むしろ甘ったるい親子愛かも?w
最後までブレずに親子愛を描き切っているので、
万人受けし、悪い印象は決して受けないだろう。
ただし随所でご都合主義が目立つので、
物語の深みを求めたり、ヒューマンドラマを期待すると拍子抜けなのは確実。
あまり意気込みせず、
休日の昼下がりにでもビートルズのBGMに耳を傾け、家族皆で観る事をお勧めする。
テーマ:★おすすめ映画★ - ジャンル:映画
2011.01.23 | Comments(7) | Trackback(0) | 映画 あ
本日のBlu-rayは
「A.I.」
2001年 2:26 20〜30Mb/s(VC-1) 3.6〜5.1Mbps(DTS-HD Master Audio 5.1ch)
前回に引き続き積み旧作BDの消化。
故キューブリック企画、スピルバーグ監督の、
21世紀版「ピノキオ」ともいえるSFエンターテイメント仕立て。
人間になりたいと願うロボットを通じて、
逆に人間とは何かを考えさせられる、スピルバーグらしいエンタメ人間ドラマ。
ラストはかなり賛否両論ありそうだが、
昨今の投げっ放しの尻切れトンボで終わる作品が多い中、
最後の最後までしっかり描ききって物語を終わらせた点は好印象。
ちなみに最後のアレは宇宙人ではなく、ロボットって解釈の方が正しいような気がします。
だいぶ昔の感想はこちら。
画質はガッカリ。
元々鮮明さとは無縁の画作りなのでしょうがないのですが、
BDの恩恵は薄いと感じる。
グレインはDVDほどきつくはなくなったものの、
それでもやはり粒子感はしっかり残っており、精細感の邪魔をする。
また常に逆光撮影されたような、
ぼんやりとハイライトを飛ばし気味のクセのある映像も、
凹凸や陰影が無く平面的で、こちらもBDの恩恵は薄い。
唯一、DVDより観易くなったのは暗部。
中盤以降、割りと暗いシーンが続くのだが、
流石に暗部の情報量が増えている事を実感できる程度。
他にも発色が良くなったお陰で、ややドギツサに感じられるかも。
基本的には解像度感は低く、
映像もソフトで、かつ粒子感も粗いので、
BDソフトとしてはとても褒めら� �たものではないだろう。
よっぽどこの作品が好きで好きでしょうがない人向け用。
音質は普通。
こちらも元々あまり派手さの無い音響なので、
それほどロスレスの恩恵を感じるシーンは少ない。
低音が多分一番ロッシーとの差を感じられる部分だと思うのだが、
そんなシーンは中盤のロボット狩りのシーンと、終盤にチョロっとある程度。
高音域はそれなりにクリアで広がりもあるものの、
元よりレンジ幅がある音響ではないので、その良さを実感する事も少ない。
どちらかというと、
全体を通してやや閉鎖的だった音響の壁が無くなったような印象かも。
広い・狭いとかなく、ストレスなく音が出るような。
サラウンド感も普通。
それなりに効果音はサラウンドされているが、
やはりこちらも派手さが一切無く、
サラウンド・ドランカー(笑)としては全然� ��足りないw
節々で、あぁココもう少し後方に音を回した方が良いかも〜とか思ってしまうw
音場の狭さは感じないまでも、包囲感や立体感はあまり感じないサラウンド。
音質に関してはBDの恩恵は確かに感じられるが、
実感出来るような部分が少ないので、新鮮味や新たな感覚には繋がらないだろう。
あまり期待はしていなかったものの、
やっぱりか・・・。と落胆は隠せない。
この程度なら地上波やBSのハイビジョン放送でも十分だろう。
テーマ:Blu-ray - ジャンル:映画
2011.01.12 | Comments(2) | Trackback(0) | 映画 あ
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